券滅の刃 〜序章 始まりの物語〜

11月も終わりを迎えようという本日。溜まりに溜まったプレミアム商品券を使うべく、我らはとある場所を訪れた。

こんばんは、中村です。

はだけた布団からはみ出た皮膚に感じた寒さにより私は目覚めた。時計は11時を回っていた。朝ごはんを食べ損ねた。寒さに耐えながら洗面台へと向かい、歯を磨いた。そんな時だった。

"ハンバーグ、、、食べたいな"

イオンで買い物を終えた昼下がり。我らはとある場所を目指した。「レッドダイニング」。そう書かれた店の前には様々な肉料理のサンプルが飾られていた。もちろんハンバーグも。                                                                     席につきメニューに一通り目を通した後、注文をした。

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小ぶりなのにたっぷりと肉が詰まったハンバーグとレア加減の丁度いいステーキと隙間なく衣に包まれた大きなエビフライ、そして、大盛りのご飯。普段大食いに加え朝ごはんを逃していた私ですが、途中箸が止まってしまいました。それ程のボリューム感。満足でした。  溜まっていた商品券を使い、支払い済ませた。 それから我らはまた買い物の続きへと繰り出すのであった。

これは始まり。まだまだ終わりの見えない商品券。そう、これは我ら家族が溜まった商品券を使い果たすべく、外食という名の旅をする、そんなお話である。